平成17年第二回練馬区議会定例会
一般質問(要旨)
練馬区議会自民党 関口 和雄
質問: 新長期計画について
@ 新長期計画における財政推計の考え方について
答弁⇒ 現在の不透明な経済動向、三位一体改革や都区間の主要五課題協議など変動要因が多く、推定が確定しない限り、リスクは高いと認識している。
A 施設の改築改修経費について
答弁⇒ 昨年作成した「施設白書」に基づき年度間の財政負担平準化を図るための起債の活用等についても検討し、取り組んでいる。
B 策定とそのスケジュールについて
答弁⇒ 現在策定中の素案を経て、本年中には決定したいと考えている。
C 区民への説明や意見の募集について
答弁⇒ 素案の段階で区報特集号を行い、区民と区長の集いを通して直接意見を聞く機会を設ける。
D 行政評価委員会の意見等について
答弁⇒ 現在、新長期計画の施策の体系等を中心に意見を頂いている。
E 議会に対する説明や意見の時期について
答弁⇒ 素案・案の段階や節目に説明し、ご意見を頂く。
F 新長期計画と区長としての政治方針について
答弁⇒ 目標の実現に向けて体系的に構築し、区民に対する公約を着実に進める。
G 新長期計画の特徴・特色について
答弁⇒ 重要度の高い施策や事業への重点的な予算配分に努める。また、施策の体系については、組織体制との整合性を目指す。
質問 町会・自治会などの民間団体との協働や業務の依頼について
答弁⇒ 防犯・防火活動・地域福祉の推進などの多くの課題は、町会・自治会の協力なくして解決できないので、今後とも更に十分な協議を重ねるとともに効果的な支援策についても積極的に実施する。また、業務の依頼については、本年9月を目途に区との協働のあり方を検討するための「協働検討協議会」を設置し、改善を図る。
質問 指定管理者制度の評価基準について
答弁⇒ 現在管理を委託している団体は、「企画・提案書に基づき、安全性・継続性・効率的運営や利用者への対応等公募の場合と同様の基準により評価する。また、この制度の適用を契機に各団体が改革・改善に取り組むかどうかの観点からも評価する。
質問 区の外郭団体の見直しの方向について
答弁⇒ 先に報告した「外郭団体の見直しの状況」に基づき更なる改革・改善に取り組む。なお、社会福祉事業団については、民営化実現に向け検討する。また、経営内容が改善されない団体への対応については、指定期間を短縮をするとともに公募を原則とし、民間との競争の中で選定する。
質問 収納対策について
@ 滞納管理システムの導入の効果について
答弁⇒ 効果額について、区民税で約1億円、こくほ5千万円の未収金の解消を図る。
A モバイルシステム導入に係る個人情報漏洩防止策について
答弁⇒ パスワード入力の義務、認識なしの場合にはデータが消滅する等格段の対策を講じている。
B 端末機の紛失防止策について
答弁⇒ 身体に装着する。なお、離れた場合には警報機が鳴る。
C 嘱託収納員への再発防止(端末機)に関する指導について
答弁⇒ 職員が先行して使用し、活用に当たっての留意点などを検証した後に、実務に習熟した嘱託収納員から順次使用させるなどきめ細かな指導をする。
D 嘱託収納員による収納見込みについて
答弁⇒ 現行の収納実績の2倍を目途に期待しております。
質問 地球温暖化防止対策について
答弁⇒ 区民・事業者・区を交えた検討組織で協議する。なお、今後は「地域推進計画」の中で、更なる排出量削減に向け、鋭意取り組む。また、「もったいない」については、常にその気持ちを大事にし、行政運営を遂行する。
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