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撮影日 | 平成16年11月3日(祝) |
同行者 |
関口 和雄 (練馬区議会議員)
中橋 弘幸 (JAあおば・なごやか通信編集長)
森田 英世 (創芸舎・練二PTA会長)
小林 富一 (川口町振興公社・蒼丘の杜ホテル責任者)
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経過
昨年・今年と「FRC」(なごやか青年団フォスターライスクロップ)では新潟県川口町及び川口町振興公社「蒼丘の杜ホテル」のご協力のもと、貫井中・練二小・練三小の子供たちに呼びかけ「魚沼産こしひかり」の田植えと稲刈りを体験してもらい農業や自然、主食であるお米の大切さを知ってもらおうと活動いたしました。今年も去る9月18日に無事稲刈りを終え、先日参加者の方々へ収穫米をお届けしたばかりでした。今回の中越地震災害は震度7という烈震が川口町を襲い、町は再起を危ぶまる程のダメージを受けてしまいました。現在、被災地では自衛隊はじめたくさんの機関や団体・個人参加のボランティアの方々で復興に向けて活動をされていました。しかし、一瞬にして起きたこの災害はあまりにも多くの財産と生命、甚大な被害をもたらしており、特にライフラインと呼ばれる水道・ガス・電気・電話そしてインフラである道路・鉄道・下水が元に戻るには相当の時間と費用が必要であり、また、個人個人の住宅や家財道具、自動車・農機等の財産の被害は計り知れません。
川口町も現在の日本の農村部の特徴である「高齢化と過疎化」が問題となっている地域であり、特に木沢村では総世帯数五十数世帯でほとんど高齢者であり、農家がほとんどであります。農地は今回の地震で壊滅的打撃を受けており、まもなく例年2〜5メートルも積もる「根雪」の季節を迎えようとしている豪雪地帯です。現在、ここでの復興では農地の復旧まではとても手が回らず来春の田植えは絶望的です。それどころか雪の季節を目の前にして救援の物資無しには衣食住が賄えない状況です。
内野 秀樹(貫井中PTA会長)
写真
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